2018年12月11日
劇団NLT「毒薬と老嬢」を観劇。
午前1時から仕事付けで眠っちゃうって心配したけれど、
次どんな展開なの?
あの人の人物背景は何?
と食い入ってしまった!
芝居は想像力を掻き立てられるから好き。
善悪を超えたこんな破天荒な笑いに満ちた芝居、
もっとやって来~い。
脚本だよね。
イマイチな役者も居たけどね。
福岡市民劇場がHPを出していた。
大きな進歩に拍手。
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2018年10月31日

10月みた芝居は、博多座「魔界転生」と市民劇場「横濱短篇ホテル」、忙しくたって、芝居は外せない。
同じ脚本家:マキノノゾミ、芝居は本が命だもんね。
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「魔界転生」はマンガ的演出、エロ・グロあり、大衆向け芝居で最初は疲れたが、
慣れた頃にキラリと光るシーンが出てくる。
やっぱり芯が無くっちゃね。
生きる賛歌のセリフを味わう、そんな鑑賞をした。
上川隆也と松平健のタテは上手い、玉城裕規のゆるい演技が好き。
天草四郎を扱った芝居を数多く見てるので、比較考察も面白い。
中川 晃教+上川隆也ロックミュージカル「SHIROU」がピカイチ。
わらび座:女「天草四郎」も面白かった。
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「横濱短篇ホテル」は、1970年から5年おきのその時代を感じさせる仕掛けがいっぱいの
セリフ絡みを楽しむ芝居らしい芝居。
沢山笑って、脚本の旨さを味わう、お洒落な芝居。
いいね。
2018年09月01日
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どうにもならない忙しさなのだけれど、
私の息抜きはこれだから、来ちゃった。
「VOICARIONⅢ信長の犬」
全く予備知識無しで鑑賞し、度肝を抜かれた。
ラジオ派だからセリフだけで背景を想像するのは慣れている。
そこに派手な音楽と煙幕と炎が加われば、ゾクゾクと五感を刺激される。
紙吹雪がハート型なんて初めて。
能舞台「敦盛」も盛り込まれてた。
ボーカル下手は帳消だね。
脚本が素晴らしい。
人物造形が深く、信長に惚れ、秀吉の厭らしさに さもありなんと納得し、
光秀が秀吉に操作されてしまうのも、在り得るなと会得し、
犬のボルゾイに心寄せてしまう。
朴璐美の信長だから、妖しげで魅了されてしまったのかも。
丸い地球を見に駆け出したくなるね。
原作・脚本・演出の藤沢文翁をこれからチェックしなくっちゃ。
福岡どんどん来てね。

中学1年文化祭の放送部朗読劇「誰も知らない」で、演劇に惚れちゃったのを思い出した。
この時の私は音響係。
2018年06月14日
Eテレ「私の好きな民藝」を観たばかりだし、
米朝首脳会議直後だし、
劇団民藝「SOETSU」は身近な芝居に成るはずだった。
が、
背景を聞きかじっている私は、
民族間理解なんて夢ではと思ってしまう芝居だった。
芝居中柳宗悦の理想主義的セリフが、
現実が見えていないのではと心配になる。
只々、支える隣人たち(妻を含む)の努力に敬服する。
彼らを動かす力が柳宗悦の思想にあったということか?
真面目に柳宗悦の本を読んでみようか?
余談だが、
朝鮮総督:齋藤 實登場が、写真で見知っている真間のリアルな姿で
どきりとさせられた。
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2018年04月18日
「三婆」文化座、有吉佐和子原作、西川信広演出を観る。
笑いっぱなしで良いのかしら、って思うほど可笑しかった。
深刻な話・辛い話は笑い飛ばそう。
昭和三十年後半からの二十年はそんなエネルギーがあった時代ね。
「自分を取り巻く現実を認める。その上で中長期的に考えて“なんとかなる”」
なんとかなる。
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2018年02月08日
東宝ミュージカル「屋根の上のバイオリン弾き」
無名塾「肝っ玉おかあと子供たち」
を見る。
「屋根の上のバイオリン弾き」は、感受性豊かな青年期に2回、森繁 久彌の印象が強い。
市村正親は私にはまだ「ジーザス・クライス=スーパースター」「エクウス」のイメージが染みついて離れないのが、いけない。どうしても覚めて観てしまう。
また、二つの芝居に共通する宗教的対立とか、土地に対する愛着とか、知識ではなく実感として捉えきれない私には、滑る。
戦争のむごさは、目の前の描写の背景以上を想像して心傷つけられぐったりと沈み込む。
もう一つ大きなテーマの、親子の情。
どんなに愛し心配しても巣立ったり、死んでいったり、
それでも前に進んでいくのが人生と、
二芝居とも、荷車引いて行く終わり方をしたのが、何とも象徴的で、
人の世の厳しさを見せつけられ、重たく打ちひしがれる。
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2017年09月08日
こまつ座公演「紙屋町さくらホテル」は、結構深刻な内容だったのに
笑って笑って
「お芝居って楽しいね」って思わせてくれたのは、
井上ひさしの筆の冴えと芸達者な俳優の賜物だろう。
膨大なセリフの中で新劇の成り立ちまで語られ、
話が多岐に広がるのは、サービス精神旺盛な井上ひさしらしい。
こんな反戦劇なら先入観なく鑑賞できる。
歴史がそうだったから、新劇は反体制演目が多くなるのだろうが、
観劇は娯楽なのだから、楽しくなくっちゃ。
(娯楽は生を実感するために必須なものとして言ってるのよ。)
(20代の頃は「生きるべきか死ぬべきか」的シリアスな芝居が好きだったなんて不思議)
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2017年07月24日
劇団昴「ラインの監視」は厳しい芝居だった。
しかし良かった。(ストーリー)
「サウンドオブミュージック」や「風と共に去りぬ」の世界に迷い込んだような衣装や舞台美術の中で心理的駆け引きが行われ、最後まで緊張感が途切れず良かった。
市民劇場に取り上げられる芝居は戦争ものが何故か多い。
直接的なのは食傷気味なのだが、こんな鑑賞者が背景を想像する芝居なら見れる。
サロン壁面を全部布仕上げにするのも地方巡りの舞台では有効かもしれないと視ていたら
(サロンを一点透視法で作り上げていてテラス窓が水平垂直で垂れ壁が一点透視法から外れているのが気になってしょうがなかったのだが)
NHKTV「仕事の流儀」宮沢りえの舞台稽古を見て
「壁にシワが寄っている!」とツレが叫ぶのに 笑えた。
愛らしかった宮沢りえが、本物の舞台女優になっちゃった。
「自分をもっと疑え」=どこまでも上を目指す
「相手に対して本当に誠実であること」って、なんてなかなか言えない。
大竹しのぶと宮沢りえ共演の芝居があったら絶対観に行く!
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2017年02月04日

加藤健一事務所「Be My Baby」に抱腹大笑。
Baby実体験中で、余計笑っちゃったのだが、
題名に3重に掛けられている意味を、youtubeでザ・ロネッツ「Be My Baby」を聴いて気が付く。
(ちょっと遅過ぎね)
一緒に観劇したYさんによると、
英語圏でスコットランド英語は、日本の東北弁に聞こえるんだって。
愚直に伝統を守る執事役:加藤健一の東北訛と、
上品ぶった伯母:阿知波悟美の山手言葉との
掛け合いが可笑しくって可笑しくって。
主役の二人はもちろんだが、
女の登場人物8役をこなす加藤 忍と、男の登場人物9役をこなす粟野史浩が
抜群に可笑しく、笑いのツボを刺激する。
二人の若いカップルが情欲的なのは、歌に意味があるのね。
こんな爽やかに笑える芝居に出会えるから、市民劇場は辞められない。