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2018年H中学校総合学習授業④「折り畳める階段を創ろう」

2018年10月25日
H中学校総合学習授業4回目:「折り畳める階段を創ろう」でした。
一年生16人110分授業です。
今回の生徒目標は、
①斜投影図を理解する
②創作折り紙建築「階段」を時間内に完成させる
講師目標は「生徒の判る言葉で話す」

手順は、
サンプルをつくる⇒斜投影図を描いてみる⇒椅子創作をする
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先ずは、スタッフ大学生の事前学習から。
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生徒には細かい解説抜きで、まず手を動かし、つくらせる。
「考えてみよう!」型図は五十嵐暁浩氏提供。
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H君5点セット完了。
他の生徒が3つサンプル作成に手間取っている時に、H君は図面も完了。
「考えてみよう!」型図の山折線も大正解。
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斜投影図解説は一寸丁寧に。
木原隆明氏考案 折り紙建築用斜投影図45°71%図を生徒に製図させます。
奥行軸傾き角度45°奥行縮尺率√2/2(≒0.71)にすると、方眼紙で簡単に投影図が描けます。
「想像を創造する」重要表現手段になるので、短い授業時間でも斜投影図は外せません。
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こっち見てね!
講師の顔が怖い(これじゃだめだ)。
休み時間を挟んで後半は畳める階段創作です。
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2人共同で無限階段をつくった生徒達。
三人目の協力者は?
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エスキス1
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エスキス2創作者の2次元世界では両方向登り階段で上に上に上がっていく階段を想像していた。コピー用紙を2層目階段を逆に折っていたので「ここに山折線を入れたら今の折れ線階段が立ち上がる、発想と違うけれど、どちらが好み?」てことで、Y軸-1.75に山折線を入れた型図です。
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エスキス3
底部が立ち上がっても上部に行くに従い破綻するのも、試し折をしながら自分で発見し、気づいてもらわないとネ。
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サンプル製作は印刷品をカットし立ち上げるだけ。
「考えてみよう」は自分で描いた山折線と紙が教えてくれた線が一致するかのゲーム。
製図「4㎝5㎝6㎝直方体斜投影図」は傾き飛出しと折り紙建築型図山折線を引くだけ。
製図「ビルディグ(ブロック三段)斜投影図」は基点になる線数本を印刷。
創作用折り紙建築型図もサンプル図下書きも使えるよう準備。
時間短縮の工夫はいろいろ。
それでも、斜投影図が生徒の理解を超え、集中力を欠き、
時間内創作は撃沈。延長完成が8人、部活があると持ち帰りが8人。
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今回持って行った書籍はコレ。
どんどん先を行くH君が興味を示したのは、
「不思議な球体ポップアップカード」よりも「折り紙建築 世界の名建築をつくる」だった。
嬉しいね。
こんな子が一人でもいると疲れが吹き飛ぶ。

反省会で、
大学生2人が
「私らも直前学習で初めてつくり、間違え捲ったから、
生徒には一つづつ段階を追わないと理解できない」
「質問してくるから生徒は興味を持っている、個別だと理解し創りはじめる」
「生徒はヤル気が無いのでなく判らないから徘徊するのでは」と鋭い指摘。
現役教師は
「一段回づつしか進めません。私語が止むまで待ち、教師に顔を向かせます」
「生徒のレベルに合わせた内容にします」だそうです。
今年度生徒には110分で斜投影図と創作階段は、確かに盛り込み過ぎなのは判っている。
しかし、
学校授業で無い外部講師総合学習授業は、ちょっと難しくて良いのでは?
独善的にならない程度の過剰情報を生徒に浴びせたい。
今、解らなくて結構、上手くつくれなくて結構。
次回投影図なりブロック組み合せに出会った時に当講座内容を思い出せば良し。
高みを目指した内容で行いたい。
だがしかし、
楽しい講座にしものづくりに興味を持ってもらうのが第一目的だから、
現実のギャップを埋める工夫は怠らず努力しないとね。

次回は最終回「ピラミットとサイコロをつくろう」です。
各自がつくった立方体展開図だと破綻がみえる。
講師が展開図を提供するのは自発性を削ぐ。
どうしたものか?
by arigozira | 2018-10-25 23:59 | 折り紙建築・ペーパークラフト | Trackback | Comments(0)
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