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春の芽吹きの庭は美しかった

2016年04月05日
春の芽吹きの庭は美しかった_a0210108_7503295.jpg
初めて伺ったのは2014年9月27日
いよいよ引越しの整理が始まり、調度品が減って寂しくなった師の自宅とアトリエに伺い、
ツレは、ドガ踊り子を模した石膏像を頂き、
波立つ心を鎮める時用に、私は広隆寺弥勒菩薩の顔石膏を。
arp作品集も。
arpは、
国際的総合エンジニアリング・プロフェッショナルサービス企業アラップ社(Arup)とは違い、
マチス的作風の彫刻家。
作品集の抜き型ページが気になって、持ち帰ることになった。

「生前分配」と言われても、
その場で輝く作品を、我が家に持ち帰って良いのかと躊躇する。
春の芽吹きの庭は美しかった、がお別れ。
「まだ10年は家長の責任を果たすため、故郷に帰る」と、84歳の師は仰る。
by arigozira | 2016-04-05 23:31 | くらし・所感 | Trackback | Comments(0)