伊東豊雄の魅力は?

2015年06月20日
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伊東豊雄さんの新しい建築計画の話は論理的。「自然界のルールに近づきたい」など言われると、クライアントも納得してお任せしてしまうのだろう、とちょっと意地悪に考えてしまう。
フランクロイドライト:ジョンソンワックスの柱を使ってみたかったのでしょう、と突っ込みたくなるが、台湾大学社会科学部図書館は、木漏れ日が美しく、ランダム柱(柱の粗密さはハスの花から来ているという)が心地よさそう。
本当に建っているのが不思議な台中国立歌劇院は、中と外が渾然と一体化された空間をつくろうとしたと言う。境界の曖昧さが、仙台メディアテークのように地域に馴染んだ建物になっていくのだろう。

時代を切り開いている伊東豊雄さんの最後のメッセージは、
私達は都市に住み、都市生活がベストと考えてきた。
しかし経済の豊かさより心の豊かさを求める時、私達は地域に目を向けて自然に開かれた生活を考える時期にきた。
地域の人々と語り合い一緒に考えて一緒に新しいライフスタイルをつくることこそが、今求められている。
で締められた。
74歳の若々しい伊東豊雄氏のエール。
みんなの家に始まる、建築家の仕事を超えた「一人の人間として、地域に根ざした仕事を考える」に深く共感。
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50年の内2/5お世話になっている九産大の在校生、卒業生展示は賑やかだった。
by arigozira | 2015-06-20 22:14 | 建築 | Trackback | Comments(0)
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