「灰かぶり」とディズニー「シンデレラ」は異なる

2015年04月17日
グリム童話「灰かぶり」とディズニー「シンデレラ」の違いが気になって
語るためのグリム童話「灰かぶり」をもう一度読んでみた。
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時間:    特にない⇔魔法が切れる12時
靴:     金⇔ガラス
ドレスの色: 金銀⇔水色
舞踏会回数: 三会⇔一回
援助者:   鳩⇔魔法使い
靴が脱げた訳:タールを塗っていた⇔急いでいたから

靴は金だったのね。
12時も出て来ない。
小沢俊夫先生が強調する違いは、舞踏会は3回開かれること。
灰かぶりは、王子と最初から仲良くなるのに、わざわざ逃げ帰って汚くなる。
何故か?
小沢先生は、思春期の揺れ動く心を表していると言う。
子どもは、本質は美しいのに、思春期にワザと反抗したり悪態をついたり、振り子のように良き面と悪き面を見せる。3回舞踏会が出てこないと揺れる心が見えない。
と言われる。
昔ばなしの大切なメッセージを壊してはいけないと強調される。
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同じことをグリム兄弟も「完訳グリム童話第2版」の中で
伝えられてきた文化がどんどん崩れていく中、メルヒェンは伝承されてきた形で残していかなければいけない
と、既に1819年に言っている。
昔ばなし大学で学んでいるのは、本質を見極める力を鍛えること。
語り部に成れない私もその姿勢が勉強になる。
by arigozira | 2015-04-17 19:26 | 読書・子どもの本 | Trackback | Comments(0)
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