建物:2019 / 古森弘一(1972-) /福岡市
2023年夏、FAF見学会で初めて中に入り、設計者:古森弘一さんの解説を拝聴しました。
細やかな建築素材は写せませんが、内部構成がそのまま形に表れた明快な外観を、折り紙建築で表現しました。
見学前は屏風置きでつくり、見学会後直ぐこの形で制作しましたが、
展示会直前2階キャンティ表現に手を加え、この形で落ち着きました。
折り紙建築「福岡相互銀行」2020 有座まさよ
建物:1971-2020(解体) /磯崎新(1931-2022) / 福岡市
「インド砂岩の朱色をみると博多に帰ってきたって実感する」
と言われていた博多駅前の顔だったこの建物は、今はありません。
折り紙建築「都城市民会館」2019 有座まさよ
建物:1966年竣工~2019-2020年解体、設計:菊竹清訓(1928−2011)/宮崎県都城市
折り紙建築が建物のよすがとなることもあります。
折り紙建築「多治見市モザイクタイルミュージアム」2018 有座まさよ
建物:2016年竣工、設計:藤森照信(1946-)/岐阜県多治見市
環境に合わせ建てられる建築は、景観も重要です。すり鉢状の敷地も一枚紙で表現出来た会心作です。
制作初期は建物の良さが判らず、折り紙建築に落とし込みながら愛着が湧いてきました。
現地でみた実物はなんとも可愛らしい建物でした。
折り紙建築を創ることで建築を理解することは多いです。
折り紙建築「武雄市図書館」2013-2014 有座まさよ
建物:2000竣工 /佐藤総合計画 /佐賀県武雄市
2013年リニューアルOpen初見の感動をそのまま形にしました。
建築士の私の旅は、建築巡り中心です。
折り紙建築創作を始めた2011年からは、折り紙建築をつくり、現地でツーショット写真を撮っています。
出発前は制作で大忙しですが、現地では実物を深く味わえ(制作時に細部まで読み込んでいるので)、
自分の作品の出来に大満足しています。
それら作品群が「旅は道づれ折り紙建築」コーナーです。
他は展示会でご覧ください。
【紙と石の二人展】案内
紙と石、親しみがあるようで普段は忘れている素材。
この展示会では有座まさよと Atelier Nakamura 、それぞれの作家による素材への取り組みと表現を公開します。
FBページ :https://www.facebook.com/events/1976125249433991/?active_tab=discussion
●展示期間 2023.11.23(木)-22023.11.27(月)12:00-19:00(最終日17:00まで)観覧無料
●会場:
松楠居 (しょうなんきょ)2階福岡市中央区大名2-1-16