<   2011年 11月 ( 31 )   > この月の画像一覧

「仕事は整理することだ」とツレは言います。
私は、ダーッと集中して先が見えたら、山にしたままホッポラカシで
次のことを始め、また山にして、別のことを始め、
戻ってきた時、あれは何処、この答えはなんだったっけと探し物だらけ。
非効率的。判ってはいるのですが、目の前のことは、今片付けないと、明日ではダメなんです。
そうやって、色んなことに眼をつぶって最優先事項学会論文だけしていたら、
今、毎日が綱渡りになってしまいました。
ほぼ終わっていたワークショップ教材がゴミと一緒に葬り去られてしまったし、
一昨日提出の書類が何処からも出てこない。
12月提出書類はまだまだあります。
見学依頼を直前にしたものだから、返事をやきもきして待ってるし、
見積もり、発注は?
パソコンデーターが見つからないのは、保存しそこなったの?また創り直し?
明日から師走だそうです。
もう充分走り回っています。
人間の七欲、食欲、金銭欲、物欲、色欲、権力欲、名誉欲、睡眠欲は、持ち合わせていません。
人間でいられるのは、旺盛な鑑賞欲があるからです。
4カ月前から、松本幸四郎のアマデウスを心待ちにしていました。
それなのに、何たること!
溜まりに溜まった仕事の整理をしていたら、開演時間になっているではありませんか!
田舎に住んでいるのを恨めしく思います。
ワープできない、どこでもドアもない、ハリーポッターの逆転時計もない、
電車の中で走り回っているだけです。
モーツァルトとコンスタンツェはすでに結婚している、
サリエーリの神への反逆にはどうにか間に合いました。
どうしても29年前のお茶目な江守徹と比較して見てしまうのは許してね。
まだ夢見る乙女だった私は、藤真利子の軽薄で薄情なコンスタンツェが不愉快だったのですが、
それが無い今回のコンスタンツェは平坦に見えます。
松本幸四郎は、もっともっと渋くなり、
才能を見極める能力しか神から授からなかった凡人であることの苦悩ぶりが切々と表現され
共感の感動でした。
a0210108_1930168.jpg

大阪を歩くのは30年ぶり。
何処に行こう?安藤忠雄しか思い浮かびません。
イメージが貧困なのを旅の終わりに痛切に思い知りました。
先ずは、司馬遼太郎記念館。
この道で良いのかなと思いながら、長屋の中を抜けて行きます。
a0210108_23453028.jpg

11/28朝刊にこんな記事を見つけました。
「『作家だから東京へ住まなきゃならないということになるなら、作家をやめます』と言い、
『これは本気です』と駄目を押したのは司馬遼太郎である。」
と書いていた愛すべき街並みです。
記念館は、書棚だけで展示空間を創った潔さに圧倒される建物でした。
a0210108_23461690.jpg

次は、大山崎山荘美術館。
安藤建築を見るつもりで行ったのですが、
加賀正太郎の山荘本館が素晴らしい!
また庭の紅葉と本館の風景が美しい!
現代建築は、直島と同様に半地下で見慣れた手法です。
       トンネルをくぐると別世界に
a0210108_23522996.jpg

       紅葉の中の大山崎本館
a0210108_23531981.jpg

後ろ髪を引かれながら帰路に着くと
同業者の匂いのする集団がすぐ近くの建物から出て来ます。
11/26から躁状態ですから見知らぬ人にも声掛けができます。
なんと、
藤井厚二の聴竹居見学との話。
残念無念。せっかく山崎まで来たのに予約公開しているなんて知らなかった。
再度、ここまで来ることができるかしら。
いえ、絶対再訪しますね。
タイ旅行のお土産は革カバンでした。
前回イタリアからは、mywalitパンフレットだけだったのに今回は実物を買ってきました。
Labrador Factory
直線の組み合わせで折り紙的。
格好良いのですが重すぎて実用向きではありません。
mywalitの縫製工場はタイにあるそうです。
それを目指して大洪水の中を遊びに行ったのかもしれません。
人騒がせな子です。
奈良のD氏に私好みのカバンを発注しなくちゃ!
a0210108_1234117.jpg

大阪から帰って来ました。
タイから帰ってきた家族もいます。
まだ11月なのに、スキーから帰ってきた家族も。
あれ、いつもは、10時過ぎにしか帰宅しない家族が家にいる。
天草に行ってるとメールが来た家族は、ここには戻ってこないのよね。
今日は、時差でバラケていた家族が久しぶりに集合です。
やっぱり、家がいいよね。
明日から仕事の再開です。
終わってしまえば、授業の延長のような、不思議な発表会でした。
そもそも、初めての学会ですから雰囲気が掴めません。
門外漢ですから
「え~、そんな趣味的なことがなんかに役に立つんだ」
「みんなの時間を使っているのだっからもっと準備して来いよ」
と言いたくなる発表もあり、
「さすがに学者はひとつのデ一タ一から世界を読み取るもんだな」
と思ったり
様々です。
私のは「興味あります」とか「いい授業ですね」とか「学生の反応がいいですね」とか
言って貰えましたから、相手に届く発表はできたのでしょう。
これから、広がっていけば成功と言えます。
今日は、勝負の日です。
原稿を読むだけで済む様にスライドを準備したし、
恥をかかないと練習にならないから
関連先生にもリハーサルに付き合っていただいたし、
師匠とこれでもかとチェックしたから
焦らなければ、楽勝のはず。
いや、緊張するのは、初対面のお人に会うことです。
いろいろ創って持っていくはずが
全然時間がなくなってしまいました。
これから寝るのと、作るのとどちらを優先させよっかな?
福岡にやっとアマデウスがやってきます。
29年前に見た松本幸四郎のアマデウスにもうすぐ会えます。
明日、明後日は大阪まで出張(?)
帰ってきたらご褒美の観劇!
ご褒美はバラエティーに富んでないと飽きてしまいますから。
帰ってきたら、お仕事集中して頑張りますから、もうチョッと折り紙建築の人でいさせてね。
実務ではCADで建築図面を描きます。
正確だし、いくらでも修正が効くし、印刷が手軽だし、データーのやり取りが出来るので、
どうしてもCADになります。
学校でもCAD教育が必須です。

学生は、ホンの1ヵ月半前に初めてパソコン上の図面描きを習い始めたのに、
製図をCADで始めました。
手描きで取り組んでいるのは、たった3人!
「手で書いて身体で覚えろ」なんてもう言えません。
板書しても、携帯写真で記録する学生たちです。
せめて模型造りに励んでもらって立体感覚を身につけてもらいましょう。
       有り難い手描きの学生、後ろはMYパソコンに寄る製図
a0210108_158777.jpg

タイの河川増水のニュースが10月頃より毎日あっていました。
河は流れるものと思っていたらそうではない地域があることを始めて知りました。
毎日のニュースが気になっていたのは、家族が旅行に行くと言っていたからです。
取りやめると思っていたら決行しました。
仕事やボランティアでもパック旅行でもなく、個人バックパッカーが何で行くのか計り知れません。
今どうなっているのでしょう。
この頃、報道が無いのは段々水が引いてきたからなのでしょうか?
一地域の工場が世界の工場の操業を握っているのを今年はまざまざと見せ付けられますね。