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2018年01月20日
福津市T中学校総合学習授業「ポップアップカード」第4回目授業「階段創作」最終授業でした。
三面図・斜投影図学習+創作の過密授業です。
前回授業「椅子を創ろう」で三面図実習を省略したので、今回時間を割きます。
創作に充てる時間が短くなりかなり苦しい。
結果は…
完成作品発表が出来なかったのが口惜しい。
創作意欲高い生徒が多く90分授業では収まらない。
H中学校総合学習授業110分との20分差は大きいのです。
しかしながら、与えられた時間内で最大の結果を出すのが指導者の仕事。
まだまだプログラム改善必要です。
来年度は簡単な課題にするか、製図学習を薄くするか悩みどころ。
今年度のT中学校は、
初回TV取材には始まり、3回目は短縮授業、4回目は3人のアシスタントが入る、
という賑やかな授業だったにかかわらず、生徒達は淡々とマイペース。
それに助けられた講師でした。
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作業が始まると、男子生徒は沈黙集中、女子生徒はお喋りと作業同時進行、
ハッキリと性差が現れ、面白かったです。
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解説は後回し。まず、モデルを自分の手でつくり、体感します。
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三面図-平面図・正面図(立面図)・側面図も、実寸モデルを見ながらの作図ですから、サクサク描けます。
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奥行概念不慣れな生徒には、投影図は苦手。
ドット方眼45度√2/2の斜投影図(作:木原隆明)だと、
作図が楽で、描きながら徐々に判ってきます。
作図は個体差が出るので、理解の早い生徒にはモデルの斜投影図も完成させました。
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彼女のように、モデルを参照し、ちょっと工夫創作すれば、全員時間内完成だったのですが…
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この橋は立ち上がるのか?
(無理)
カットしてみて、自分の考え違いに気が付くことも必要です。
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「ベンチが有る階段で、2層目に入口がある」
物語が有る作品は楽しい。
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「聞いたことは忘れ、見たことは覚え、やったことは理解して、見つけたものが身につく」中国の荀子の言葉
これから沢山の体験と発見を積んで歩んでいって下さい。

全国の小中学校で総合学習授業は行われている筈。
柔らかな知能育成期に、空間認識能力育成のこのような体験・創作型授業が、
もっともっと取り入れられて欲しいと切望します。
2018年01月17日
紙は面白い。
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OMOSIROI BLOCKのHPはアクセスが集中して繋がらない。
こちらはブルータス2017年6月号より
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一流デザインだと注目され、折上稲荷神社巫女さんが折りかつ神社販売だと価値が出る。
さて、折り紙建築は?
「商品台座に折り紙建築を応用したい」と意見を求められたけれど、
商業ペースで考える頭脳と技術開発頭脳は別回路みたい。
応用するのは自由裁量でどうぞ、としか技術屋には言えない。
2018年01月13日
第四回目「折り紙建築士養成講座 in 九州」でした。
基礎コース3回を終え、プログラムⅡに入りました。
お題は「なだらかな曲面・斜面表現」(使用テキスト「折り紙建築士養成講座」著:木原隆明/関連ページLesson38・39)です。
前半は、型図用主投影図と曲面下書きから図面を起こしモデル立ち上げ、
後半は、自作作品brush upの予定でした。
2回目・3回目の製図では参加者全員スムーズな作図だったので、製図は大丈夫と思ったのです。
甘かった!
過去2回の製図は、
実態があるモデル(3D)を見ながら、それをそのまま絵(2D)にする作業でした。
図を分解し再構成する製図は、図面読解能力が必要です。
日頃図面に触れない人(7割)には実体が無いものを絵にするのは難しいようです。
前回同様モデル作りから始めるべきでした。
自作brush upは持越しです。
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しかしながら、東京国際フォーラム製図で両端エッジを利かせた案にさらりとするU氏のような縛られない参加者もいますから、楽しい。
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上級者には、テキスト階段屋根をなだらか曲面にする演習も行いました。
次の写真の仕上がりは間違い。2枚目が正解です。
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講座は、失敗を共有でき、学びの幅が広がり、ありがたい場です。

次回は、2回続けて90度角錐タイプです。
図面アレルギーを起こさず、角錐タイプを実習を交えて学習するという難題を、講師に突き付けてきた、今回講座でした。
情報交換では、
折り紙建築0度タイプ紹介、エッシャーのテセレーション折り紙建築を紹介しました。
2018年01月08日
Escherエッシャー作品には番号が振っているらしく、’55は犬。
木原隆明先生に習い、折り紙建築化。
原画そのままだと、ばらけてしまうので、顎を省略していたら、
師匠曰く
「絶対の答えがあるわけではありません…
出来るだけ原画に忠実に…」
木原隆明先生の原画再現の構造変革が素晴らしくって、
折り紙建築は当に構造、と見惚れてしまう。
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「Dogs’55」(C)Takaaki KIHARA 製作:Masayo ARIZA
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折り畳んだ形状がまた美しい。
テセレーションモティーフがピッタリ重なる。
折り紙建築にすると、ドーベルマンらしい威嚇の顎が畳まれるので、
スマートなテリア種犬に見えてしまうのも面白い。

1月4日UP投稿「Dogs 2018」も、ちょっと修正。
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「Dogs 2018」(C)Takaaki KIHARA 製作:Masayo ARIZA

折り紙建築作図勉強の正月でした。
エッシャー折り紙建築に興味のある人は、こちらもどうぞ。
2018年01月04日
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元(C)Takaaki KIHARA を再現

ネット上に上がった木原隆明先生の年賀を再現しました。
テセレーションだから1パターンを起こして組み合わせるだけ、
と舐めていたら一つづつ微妙に違うのです。
手書き原稿だからなのか、隅をよりリアルにするためなのか、
意匠的作意は掴めない。
仕方なく、エッシャーの原画に立ち戻ることにしました。
ウーン、これこそ手書きだから、モチーフをチョットづつ変形している。
で、有座再現では
エッシャー原画による1パターンの同寸テセレーションに縛ってつくりました。
こうしてみると、
エッシャーのdogsは、折り紙建築用に描いてくれたとしか思えない。
折り紙建築0度タイプにピッタリと、大好きな「昼と夜」を作品化したのは5年前正月でした。
また挑戦しようか?
しかしながら、木原隆明先生の創っていない作品でつくるのは大変そうです。
追記
日本テセレーションデザイン協会もあります。
面白いです。
2018年01月02日
ソフトバンクのお父さんが面白い。
山口真さんがお父さん折り紙を提供してるので、早速折ってみた。
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複合作品を初めて折った。
これはこれでよいのを理解。
が、コピー用紙は折りにくい。
入手先はここ↓
http://www.origamihouse.jp/works/17work/softbank.html
2018年01月01日
あけましておめでとうございます。
今年は、無病息災の良い年でありますように。
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張子犬は、魔除け、無病息災、安産、子どもの成長を願うための人形だそうです。
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年賀ハガキをお送りした皆様、説明に習って組み立ててくださいネ。
十二単のように重ねて、色を出しカタチをつくっていくのは楽しいです。
2倍に拡大してつくってもgood。
往復ハガキ大の白紙と色紙でつくると左の形状になります。
このような0度の作品も、折り紙建築の仲間です。
2017年12月27日
今日の日本経済新聞の文化欄はこれ。
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須田葦也さん「折り紙で作る恐竜博物館」
昔、瀬戸内寂聴さんが
「日本経済新聞文化欄に載ったら一流の仲間入り」と書いていた記憶がある。
私の折り紙先生O氏に聞いたところ「知らない作家」だって。
折り紙の世界は羨ましいぐらい広いのね。
記事にある、
部分部分のパーツを作り合体させる組み木の様な技法は、
複合作品と言うそう。
恐竜骨格折り紙は、既に、故・吉野一生さんが発表しているそう。
例えば
https://www.pictaram.org/post/BXs1skngV2Z
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折り紙教本の表紙にも
恐竜って、ロマンを感じるよね。
今日のNHKラジオ「冬休み子ども科学電話相談」でも相談が集中していたし。
折り紙建築も、五十嵐暁浩氏が多数創作している。
制約の中で、対象物に近づけるかが、創作者の挑戦とすると
(折り紙の世界は詳しくはないけれど)
複合作品はちょっと緩くなった感じがするのは、私だけ?
2017年12月24日
折り紙建築「下灘駅」制作時に、
写真から下灘駅の大きさを把握するために列車車種の相談をしたのは、
小学生一年の列車博士でした。
バタバタとしていて、今日はクリスマスイブ。
サンタのプレゼントに混ぜてもらわなくっちゃ。
茶谷正洋氏のSLがあったはず。
「SL」と「客車」は連結できるようになっています。
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「SL」「客車」(C)茶谷正洋
2017年12月20日
結構シビアなミーティングが終わって、
「折り紙建築って簡単ですよ」とハサミと紙を渡します。
流石、物づくりに関わってる人たち、最初からクリエイティブ!
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賢い人たちって瞬発力が有り、即決し、話が前に進んでいく。
ぬるま湯の私着いていけるか?
しかし、会議を焼き鳥屋でするなんて我が同窓会だけですよ!