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人は聞きたいように聞き、読みたいように読む。

2015年12月22日
人は聞きたいように聞き、読みたいように読むのは、
ネットの付き合いで慣れっこになりましたが、
仕事では念には念を押し確認するようにしています。
質問しすぎる傾向がありますが、解釈違いのやり直しをするよりマシです。

先日のヒヤットは、方向です。
縦か横か、右か左か、向きは図や絵でないと、なかなか伝わりません。
文章だけだと、筆者の世界観と読み手のそれの違いで90度、180度狂うこと多々です。
依頼文が、おおざっぱなのでいろいろ疑問は有ったのですが、
正規品を置けない顧客に簡易版提案、と解釈し計画したのが私。
本体を飾るものと読み解いた人多数。
そう読むのか?慌てました。
経験値で解釈するのが人の常ですから、未熟者:私の思い違いかもしれません。
取り急ぎ応用編第2案も提出しましたが、
蓋を開ければ、依頼者の意図は最初の解釈でした。

児童文学作家岡田淳氏が「誤読を含めて読者の権利」
と先日講演で語っていましたが、これは読書の楽しみ方法のお話。
仕事でそれは通用しません。

見たいように見る実証実験レポートを発見。
6人のカメラマンに、異なった情報を提供し、モデル撮影をした結果です。
必見です。
情報は、発信者と受信者間で変形する事多々です。
http://karapaia.livedoor.biz/archives/52207275.html
by arigozira | 2015-12-22 22:31 | くらし・所感 | Trackback | Comments(1)
Commented by arigozira at 2015-12-25 00:19
なかなか共通言語で意思疎通が取れなかった相手に、やっとこちらの意図の了解を貰う。
理解したかどうかは不明。共通言語を持たないから、多分、理解不能なのかもしれない。
拘っているのは私の方。専門職としては譲れないところがあるので、一つづつ説明をする。相手は、説明が理解できないから先に進展しない。その繰り返し。ふー、疲れる。仕事は同じ土俵でお話したいものです。