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ペーパークラフトWorkshop前日の勉強会

明日のペーパークラフトWorkshopのアシスタントと事前勉強会を開きました。
保育士二人、建築士一人で仕事柄、日頃紙に触れて創作活動をしていると言っても
今回のWorkshop内容は初めてです。
小学校の先生とPTA役員との事前講習会と同様に進めました。
流石アシスタントを引き受けてくれる人たち、初めてでもどんどん手を動かして挑戦し、
また、忌憚の無い意見交換ができ、私にも、どう指導したらいいかの学習になりました。
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頭で考えて当然できるはずだと切って折って上手くいかず苦しんでいたIさん。
斜めの鼻筋、斜め線のほほ骨は、理論から出てきた線ですね。
自立するため、折り返しの外枠をいれています。
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基本形の顔にハサミを入れて試作し本チャン作り、無駄がないAさん。
鼻の切り込みを深くすると優しい顔、浅くすると締まった顔になるね、と話合いました。
ほっぺたは、まつげと同様に左右を切り残し山は谷に、谷は山にしましょうね。
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「いきなり小学校2年生に切らせるのは無理じゃない」と言いながら、3人とも嵌った階段。
切る幅は、1㎝より1.5㎝~2㎝の方がカッコイイね。
立てても、裏から見ても様になってる。
男の子にはこれウケル!
もっと階段作りたい!ココに入口作れない?2つ段々作っても面白いよね。
(以前見た)ピラミットもこれからできるんだよね。
折るときは、
「机に置いて、裏から押し出して、手前に引き出して順番に折り返していく」
と教えた方が上手くいくんじゃないかな。
本当だ。
階段の話はつきません。
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頭の回転と手の動きが連動しているKさん。
髪の毛の表現、鼻の穴の表現が素晴らしい!
ほっぺたハートは、斜め折りで一意的に決まっている、しかも左右向きが違う!
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下書き線無しでこんな立派な蝶が切り抜けるとは、流石保育士さん!
左右対称といっても「半分では子どもは絵がかけないみたいよ」
「私たちが(幼稚園で)作るのは大抵左右対称形で半分で考えてハサミで切り抜いている」
なるほどね、現場にいる人間は強い!
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「富士山と海原が作りたかったんだけど・・・」
これはスリットの応用形ね。偶数の切り込みを入れて、
出っ張らせる紙と台紙に残す紙と互い違いにしたら素敵な形が浮かび上がってきますね。
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こんな素敵な作品ができました。
もう一人のアシスタントは、きっとこのブログを見て自学してくれるはず。
頼りになる(私以上の)アシスタントたちです。
by arigozira | 2012-02-15 23:49 | 折り紙建築・ペーパークラフト | Trackback | Comments(0)